にじいろのたいよう

大学卒業後、科目等履修生として教職課程の単位を取りながら、教育について学びながら、社会との関わり方を模索しているもえかのブログです。

島根旅レポ(大変遅くなりました)

島根旅からはや2ヶ月が経ちそうになっている。

レポを書こうブログ更新しようと思い続けて、ノートに下書きを書いては消してを繰り返しているうちにこんなにも時間が経ってしまった。

もうなんだかまとまりがなさすぎるけど、とにかく学びがいっぱいあったんですってことを伝えたいです。

超長いけど、読んでもらえたら嬉しい。

 

 

島根県スケジュール>

2/2 ヒッチハイクで姫路まで

三宮に戻り、夜行バスで山口へ

 

2/3 山口に到着

魅力化コーディネーターの牛木さんに津和野町を案内していただく

夜は魅力化コーディネーターの石倉さんとごはん

 

2/4 武田緑さんの講演会@津和野高校

魅力化コーディネーターの山本さんとお話させていただく

→HAN-KOUの見学

益田市に移動し、親子哲学対話のファシリのお手伝いをする

 

2/5 益田市教育委員会の社会教育課にお邪魔してお話を伺う

益田市立豊川小学校にお邪魔し、社会教育コーディネーターの市川さんとお話しさせていただく

夜行バスで広島経由で京都に帰る(広島でたまたま隣の席に座ったおっちゃんに広島焼をごちそうになる)

 

 

 

職業ではなく、人の生き方から学ぶこと。ライフキャリア教育とワークキャリア教育

「ワークキャリア教育」「社会教育」という言葉に、私はこの旅で初めて出会いました。

これは、益田市の社会教育課の方にお話を聞く中で教えていただいた言葉。

いわゆるキャリア教育は、「ワークキャリア教育」といわれる、世の中にはどんな仕事があるかどうかを知り、自分のキャリアを考えるというもの。

それに対して益田市は、「ライフキャリア教育」といわれる、「ワークキャリア」にプラスして、どんな人になりたいか、何を大切にしたいか、生きがいって何?などの「人生観」も考える教育をしている。

これは、どんな環境でも「生き抜く力」を身につけることを目的としていて、人と出会い、対話を通して、価値観や生き方に触れる機会を作っているそう。

これから、今ある仕事がAIなどにとって変わられていき、今ない仕事を生み出していかないといけないといわれている社会において、

なんの仕事をしたいか、よりも、自分がありたい姿や生き方を考えて、そのための手段どして仕事を選んだり、作ったりできる力が必要になってくるのではないかな。。

社会に出る段階になって、「自分が何をしたいのかわからない、どう生きたいのかわからない」という人ってたくさんいるんじゃないのかなと思っていて(私も含めて)

それはきっと、自分の知っている世界があまりにも狭すぎるからなのかも。

いろんな生き方に出会って、いろんな価値観に出会って、その中で自分と向き合いながら、どう生きたいのかを考えていく機会が、私にとって、留学に行くまでほとんどなかったなあと、今振り返ると感じます。

小・中・高生にとって、学校と家の往復の中で、なかなか他世代の人と話す機会ってない気がしていて。(大学生もかもしれない)

いろんな人に出会って、いろんな生き方や価値観があることを知る、それが自分の生き方の選択肢を広げる1歩になるのではないだろうか。

社会的に良いとされているレールみたいなものがあって、なんとなくで進めてしまう人生だけど、周りがどうであろうと自分はこうしたいんだと、自分を信じて生きられるひとが増えたらいいななんて。

 

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益田市が発行している益田の人たちのインタビュー冊子


津和野高校には、魅力化コーディネーターとの交流や、地域の方々との交流、学校の敷地内に町営塾HAN-KOUがあってそこのスタッフさんとの交流など、学校にいながら教員以外の立場の大人との関わりがたくさんあります。

教師と生徒という上下の関係じゃない、家族ともまた違った、ナナメの関係。

そういう、学校と家族以外に頼れる先・学べる先が身近にあることが、社会と子どもたちをつなぐ1つの要素になっているのではないかなと、この旅を通して感じました。

 

津和野高校の、総合の学習の授業を見せてもらいました。

生徒たちはこれまでに、地域の中で想いを持って活躍されている大人の方々のお話を聞いたり、一緒に何かを作ったりするワークショップなど、全37講座48人の講師によるプリコラージュゼミのうちのいくつかに参加をして、今回はそれらに参加して得た学び・自身の変化・気づきなどをお互いにシェアする回でした。

2人1組になって、お互いにシェアし合うサイクルを6回繰り返して、それぞれの最後には相手の成長ポイントを付箋に書いて、ありがとうと言いながら手渡していました。

生徒たちが事前に参加していたワークショップも多種多様で、それらを通して感じた学びも生徒によって違って、でも、この授業を通していろんなところから、

「将来やりたいことを考えるきっかけになった」とか「視野が広がった」という声が聞こえてきました。

「〇〇という仕事を知る」というよりかは、「△△さんを通して、○○という仕事を知る」という風に、高校生たちのお話の中に、その人の姿や想いが見えて、すごく温かい気持ちになりました。

 

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津和野高校

素敵だなと思ったエピソードを紹介します。

ある女の子が、英語が苦手なのに、お酒やさんのお酒を観光客向けに英語に訳すというプロジェクトに参加することになりました。一応プロジェクトは参加したいものに希望が出せるそうなのだけれど、人数の関係で希望していなかったところにその子は決まったらしく、最初はあまり乗り気じゃなかったそう。

だけど実際行ってみて、お酒を作っている方の想いを聞くと、いざ訳すってなった時に、「ただ訳すだけじゃなくて、その人の想いや歴史も含めて訳したいと思うようになった」と言っていました。

1人じゃなく、グループで訳すのも楽しかったみたいで、英語は苦手だったけど、このプロジェクトは楽しかったみたい。

ただ、英語を学ぶだけじゃなくて、学んだ先に誰かのためになれることを体験できたから、楽しいと思えるようになったのかな。

しかもそれを、ただ訳すんじゃなくて、作り手の想いを聞いたことによって、そこまで訳したいと思えたことが、本当に素敵だなと。

人の生き方や想いに触れる機会が、高校生の自分にあったかなあ。。

こういう機会を通して、自分の生き方や在り方について考えていけるのかもしれないなあと思いました。

 

 

自立とは?

益田市では、武田緑さんに同行して、益田市の小中高生とその保護者の方々と一緒に、哲学対話をしました。

P4cの手法で、主に学校や友達、親子関係についての問いを、子供同士、親同士、子供と親同士でお話ししました。

p4c-japan.com

 

印象的だったのは、親子哲学対話を通して、子供たちからも保護者の方からも、「自立」というワードがよく聞こえてきたこと。

益田市には大学がなくて、大学に進学することはつまり、実家から出ることを意味します。

「家を出て、1人暮らしをすることが自立の一歩なんだ。」と、お話しさせてもらった中学生が捉えていることが、私にはすごく衝撃的でした。

保護者の方も、子供と一緒に過ごせるのは長くて高校生までだから、こうやって親子で参加できる場に積極的に足を運ばれている、という方もいて。

大学が通える範囲にたくさんある関西圏で育った私にとって、大学進学=家を出ることに直結している環境ではなかったので、益田市の子どもたちが、小さい頃からそういう意識を持って生活していることは、すごく驚きでした。

また、そういう環境だからこそ、自分が何をしたくてこの町を出るのか、をしっかり考えているのかもしれない、とも思いました。

環境そのものが、将来のことを考えるのに大きく影響を与えているんだなあと感じた瞬間でした。

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哲学対話の様子

 

魅力化コーディネーターというお仕事

今回お話しさせていただいた、魅力化コーディネーターの牛木さん、山本さん、石倉さん、そして社会教育コーディネーターの市川さん、本当に貴重な時間を割いてくださりありがとうございました。

みなさん不思議なご縁で繋がって今津和野で活動されていて、なんだろうな、今のお仕事を全力で楽しましまれている感じがして、めちゃめちゃキラキラしていました。

それぞれが、得意不得意なことがあって、それをチームとして補い合いながら、同じ肩書きを持っていても、役割は皆それぞれちがって。

自分の一番活き活きできることを、自分に一番あった形で実現されているかんじがしました。

ビジョンは一緒で、でもそこに向かう手段はそれぞれちがっている。

また会いにいきたいです。心から。

そして、教員以外にも、学校や子供達にこうやって関わることもできるんだなと、また新しい進路の選択肢が見つかりました^^

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魅力化コーディネーターの牛木さんと

 

 

人との繋がり、ご縁。繋がって広がっていく楽しさ

ヒッチハイクから始まった今回の4日間の旅の中で、一体何人の人と出会ったんだろうーとリストアップしてみた。

そしたらなんと、24人!

名前を聞かずに終わってしまった高校生たちや、哲学カフェでお話しさせていただいた方々を含めると、きっともっと出会っていて。

多分、今までで一番たくさん出会いがあった旅でした。

今回の旅は、行き帰りの交通手段も、泊まるところも決めずに行きました。笑

これは私にとってかなりのチャレンジだった。

いつもはしおりを作れるくらいかっちり決めていくのだけれど、今回はまあなんとかなるだろう、というよくわからん精神で旅に出ました。

そして結果本当にどうにかなりました。笑

それは、出会った方々が本当によくしてくださって、新しい繋がりを紹介してくださったり、泊まるところを探してくださったりしたから。

人と繋がり関わる中で旅が進んでいく感じがして、それがすごくあったかかった。

もしかしたら、交通手段や宿を決めて行った方が効率が良かったかもしれないし、ヒヤヒヤしなくて済んだかもしれないけれど、決めきらなかったからこそ出会えた方々がいて、そういう旅のカタチもめっちゃ好きだなあと思ったりしました。

 

 

2人旅のススメ

今回、ヒッチハイクをしたくて、でも1人は怖かったから友達のハルを誘って2人旅をしました。

半年前くらいに出会ったその子は、私と同期で一年休学していて、来年度から四年生になる、体育の教員を目指している(?)

興味のあることや物の見方が似ているようで私とはまた違っているから、話していると新しい視点をくれたりする。

この旅を通して、夜(というかほぼ朝)までその日のインプットしたことをお互いにシェアして振り返ることをできるだけやっていました。

お互いのノートを見せ合いっこしてコメントを書き込んだり、モヤモヤぐるぐるしていることを一緒に考えたり。

振り返りが苦手な私が、そういう時間をしっかり取れたのは、ハルがいたからだなあと、感謝の気持ちでいっぱいです。

ひとり旅でも学びはあったかもしれない、でも、2人で行ったからこそ、お互いの気づきをシェアしあえて、同じものを見ていても違う視点からの意見が聞けたりして、それもまたおもしろかった。

1人で行くのもよいけど、学びを深め合える仲間との旅もおもしろいですよ。

 

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魅力化コーディネーターの石倉さん、社会教育コーディネーターの市川さんと

 

最後に

まとまりのないつらつらとした文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。

「なんかめっちゃよかった」これが旅を終えた後の正直な私の感想で。笑

それを分解して説明しようとがんばったけど、どこまでクリアになっているのかよくわからない。。

とにかく、津和野&益田市の教育と、地域と、ひとがめちゃくちゃよかったんです。

地域の教育を見に行くのがはじめてだったのだけれど、こんなにもあったかい人々が、こんなにも想いを込めて、携わられているのかと。

そしてそとからきたよくわからん私たちを、こんなにもあたたかく迎え入れてくれるのかと、感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

 

この学びの場を、より多くの大学生に届けたい。

津和野に、益田市に、教育や地域やひとに興味関心のある大学生を連れていきたい。

見て聞いてかんじたことを、参加者同士で夜中まで語り合うような、そんな合宿みたいなツアーみたいなものをつくりたい。

その地域に数日間留まって学ぶ。留学みたいな、視察プログラムをつくりたい。

 

そんな想いを、ハルに伝えたら、いっしょにやろうってことになり、

なんと、

4/20に津和野で開催される、つわのスープに2人で登壇することになりました!!!

「つわのスープ実行委員」のメンバーは、仕事仲間ではありません。 津和野をもっともっとおもしろい町にしたい。 その思いでつながったメンバーです。 「つわのスープ」はリアル・クラウドファンディング! 2019年4月20日(土)17:30~ 津和野町藩校養老館にて行います! 自分の小さなやってみたいを「表現する場」 誰かのやってみたいを「応援・協力する場」 そして、その循環が続く場に「つわのスープ」がなるとといいなと思っています。

つわのスープfacebookページより

www.facebook.com

まちの人たちとも一緒につくれたら、めっちゃいいものになるきがする。。!

まだまだどうなるかわからないけれど、島根留学プロジェクト(仮)はじめます!

わくわくしかしてない!!

 

 

緑さんに、島根に講演にいくけど、一緒に行かないかと誘ってもらい、

はじめてpolcaで旅の資金集めをして、

ハルを誘って人生初のヒッチハイクを経験し、

島根でも、たくさんの方に助けられながら無事終えられた旅。

本当にたくさんの学びがあり、次にやりたいことも生まれました。

関わってくださった全ての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

つたえるのが、とってもおそくなってしまってごめんなさい。

本当に、ありがとうございました。

また次なる挑戦に向けて、走り出します!!

 

出会い、学び、繋がる場を作りたいんだ。

ALL教育フェスタ

今日は、去年から私が関わっている、ALL教育フェスタへの想いをつらつらと書いてみる。

 

私は、ALL教育フェスタ2018にコアメンバーとして関わっていました。

allkyouikufesta.wixsite.com

(↑HP頑張って作ったからぜひ見てほしいな!特にパソコンで見てほしいな!笑)

 

ALL教育フェスタとは、教育に関心のある大学生、学校現場で意欲的に学び続ける教職員、教育に関心のある社会人たちが、「よい教育とは何か」について探究し、共に学び合い高め合い続けることができるコミュニティを、そこに所属する人たちにとって適切なサイズ感で全国に多数創ることをミッションに掲げ、教育系イベントを企画しています。

 

去年のちょうど今頃から、関東と九州の仲間たちと出会い、オンラインでのミーティングを重ね、関西支部のメンバーと共に、1泊2日の合宿型のイベントに向けて準備してました。

イベントを作ったことがなかった私が、合宿イベントや単発のプレイベントを作る中で、たくさんできないこと、自分の弱さにぶち当たって。

苦しくて逃げ出したくなった時もあったけど、助けてくれる仲間がいて、最後までやりきることができました。

(こうやって書いたらなんかめっちゃ薄っぺらいな。やだな。ほんとはもっと濃厚なんだよ。笑)

去年やってみて、たくさん反省点もあり、もっとよくできるところ、自分の課題点、たくさん見えたから、2019年も引き続き関わっていきたいと思った。

 

フェスタを通して作りたいもの

私は、「教育」に携わりたいと思っている学生や社会人の方々が出会い、「教育」についての視野を広げ、改めて自分の中の教育観を見つめ直すきっかけをフェスタの場を通してつくりたいと思っています。

私個人としては、特に、教員をずっと志して、教育学部に入って、まっすぐ教員になろうと考えている学生たちに特にこの場を届けたいです。

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ALL教育フェスタ2018in関西の様子

 

私自身、小学生の頃から教員になることが夢でした。

それを見据えて、これまで進路を選択して来ました。

大学生になって、教育を学ぶために1年間フィンランドに留学をして、初めて自分が今まで受けてきた教育を客観的に見る機会をもらいました。

それまでの私にとって、学校は割と居心地の良い場所だったし、出会ってきた先生たちに憧れて教師を志していたので、学校に対してあまり違和感を感じたことがありませんでした。むしろ結構プラスな印象を持っていた。

でも、フィンランドで自分の知っている教育とはまた少し違う世界を見たり、聞いたり、学んだりする中で、「いろんな教育のかたちがあっていいんだな」とか、「学校や教師の役割ってなんなんだろうな」とか、「結構日本の学校って外から見てみると違和感色々あるんだな」ということを感じたり、考えるようになりました。

そういうことを考える中で、「そもそもなんで自分は教師になりたいんだっけ」というところに立ち返ることになりました。

単純に、今まで生きてきた中で、多分家族の次くらいに影響を受けた人が教師で、憧れや尊敬の気持ちが強くて、自分もいつかあんな風になりたいって思っていた。

理想の教師像もあるし、目標とする先生もいる。

でも、教師になってどうありたいか、とか、教師という職を通してどう社会に貢献したいのか、とか、どんな子どもたちを育てたいのか、とか、そういうところが自分の中になかったなってことに気づきました。

教師になることが、手段ではなく、ゴールになっていた。

そんなことを気づかせてもらったきっかけが、私にとってはフィンランド留学でした。

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雪道を登校中の子どもたち@フィンランド

 

でも、多分これって別に海外に行かなくても気づくことができるんじゃないかなって思います。

留学後、「教育」という分野に、教師以外の立場から関わっている大人の方にたくさん出会いました。いわゆる公教育以外の教育の場にも、たくさん足を運びました。教育について、本気で考えている同世代の人たちともたくさん出会いました。

そうやって、どんどん外の世界に出会って、つながりを広げていく中で、自分の視野が広がっていき、かつ自分の在り方や生き方について考える機会をたくさんもらいました。

自分の知っている世界って思ってるより結構狭い。自分の中の当たり前って人が違えば全然違うと思うんです。国が違えばその違いはより顕著になるけれど、同じ日本の中でも、皆それぞれ違う見方で「教育」というものを捉えていると思います。

教育への携わりかたって教師以外にたくさんあって。

そんなことを知った上で、教師っていうキャリアをなぜ選ぶのか、私みたいに小さい頃からなんとなく教師を志してきた学生に、一度考えてほしい。(まだまだ私も模索中だけど)

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ALL教育フェスタ2018in九州の様子

 

 

教育フェスタは、1泊2日の合宿を通して、学生も社会人もお互いに学び合う空間です。

教員になりたい学生、教育系の仕事につきたい学生、進路は教育系じゃないけど、教育について考えたい学生、現職の教員の方、一般企業の方、文科省の方、NPOフリースクールのスタッフの方、教員を引退されたけれど引き続き教育に携わっている方、多種多様な人たちが集まって、「よい教育とは何か」についてフラットに語り合い、お互いに学びあいます。

今の教育が悪いと言っている訳では無くて、これを当たり前として何も考えずにただただ続けていくことがよくないんじゃないかなと個人的に思っています。常に、よりよい方法はないか、アップデートし続けていかないと、腐っちゃうと思うんです。

 

きっと自分に見えている「教育」ってほんの1部分でしかなくて、隣の人は全然違う面を見ているかもしれない。それは重なっていたり、全然ちがったりするんだけど、そういういろんな視点を知ってみることで、きっとあなたの世界はさらに広がっていきます。

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ALL教育フェスタ2018in関東の様子

 

私は、「学び=出会い+葛藤」だと思っています。

ものや人に出会うこと、価値観や意見に出会うこと、場に出会うこと、、

出会うことで新しいものを学べたり、自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないのかな。

そんな、ひとや価値観が出会って、お互いが刺激し合い、学び合える空間を。

そして、この合宿がきっかけとなって、繋がったところから、新しい何かが生まれていく

そんな、ワクワクするきっかけに、教育フェスタがなれたら嬉しいなと思っています。

 

こんな場を一緒につくりたい仲間も募集しています。

docs.google.com

 

イベントを作るって本当にすごいことなんです。必要な力がめちゃくちゃいっぱいある。。要素がめちゃくちゃ多いんです。。

とてもとても1人ではできなくって。大変だけど学びはめちゃくちゃ多いし、作り上げた時の感動は病みつきになります。w

あと、全国に仲間や繋がりができるのも、フェスタスタッフの魅力だなって思っています。自分の地域だけじゃなく、他地域のメンバーともやりとりしながら進めていくので、私もこのフェスタの運営を通して、全国に教育にアツい人たちとの繋がりが広がりました。

今後も大事にしていきたい繋がりです。

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今年は去年に引き続き、関東・関西・九州の3都市にプラスして、東海でも開催予定です!!

一緒にわくわくしませんか?

 

アウトプット大全を読んだよ。

同居人が「これ買ってん〜」って見せてくれたアウトプット大全。

本屋さんでよく見かけるし気になってたんよね〜と言いながら読み始めたら面白くて、同居人が電話している間に読み終わってしまった。笑

買ってきた人より先に読んじゃったかも、ごめんねw

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最近いろんなところに出かけたり、人に出会ったりする中で学ぶことがすごく多くて、インプット過多になりがちだから、アウトプットしなきゃしなきゃと思っていたけど、なかなかできてなくて…

でも、この本の中で、様々なアウトプットのアイデアが紹介されていたから、なんとなくぼやっと「アウトプットしたい」ってとこから、より具体的に、どうアウトプットしたらいいのか、がわかって行動に落とし込みやすくなって、いっぽ踏み出しやすくなった感じ。

この記事も、その第一歩!

てことで、私がこの本から特にピンときたこと、学んだことについて書いていきます^^

 

自分自身に問いかけ、必要な学びを拾いとる

〜 CHAPTER2 09質問する1 より 〜

「質問する」というのは、効果的なアウトプット方の1つ。

これは、他人に対してだけじゃなくって、自分に対してもおんなじこと。

勉強会や本を読む前に、「これを通して自分は何を学びたいんだっけ?」と、自分に質問することで、それに関する情報が出てきたときに、「うお!それ私が知りたかったこと!」って反応して集中力が高まる。

そういう「選択的注意」と呼ばれるものが作動するように、事前に自分に対して質問しておくことで、学びの効率が大幅にUPする。

 

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確かに、自分が何か目的を持って何か勉強会に参加すると、その情報をキャッチするアンテナみたいなのが立って、たくさんある情報の中から、必要な情報にだけ集中して、情報を集めようとするなあ。

イベントの最初のアイスブレイクの時に、「何を学びにきましたか」っていう質問って、参加者の学びを最大化するために使われているのかなあとか、自分がイベントを企画する時に、そういう意図でこの質問を入れることで、より満足度の高い学びの場が作れるのかなって思ったりしました。

 

本を読んで、学びをアウトプットしよう

〜 CHAPER3 33書き込む/CHAPTER5 その3読書感想文を書く より 〜

最近また読書にハマっており、同居人とのシェア本棚も影響して、本読みたい欲が発動しているけれど、なかなか読んだ後学びを整理できなくて困っていた。読書感想文とかめっちゃ苦手だったし。。だからこの本の中で、本を読んだ後、それをどうアウトプットするのか、のヒントをもらえてすごく嬉しいし、みんなにもぜひシェアしたい!

 

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本を読む時、1冊の本から3つの気づきを手に入れようって意識しながら、線などの書き込みを入れながら読むことで、より内容理解が深まり、記憶に残りやすくなる。

また、読んだら読みっぱなしにせず、読書感想文としてアウトプットすることで、圧倒的に記憶に残りやすくなり、自己成長に繋がる。

読書感想文は、「ビフォー(本を読む前の自分)+アフター(読んだ後の気づき+今後のTODO)」を盛り込めばOK!

 

これを読んで、「ビフォー+アフター」を意識しながら、私は今このブログを書いているのだけれど。笑

確かに書きやすいし、頭の中まとめやすい!

読みやすいかどうか、はどうなんだろう。ぜひ読んだ人から感想もらえたら嬉しい。

とりあえず、今後も続けていってみよう。

あと、私はなかなか本に線を引きながら読むことに抵抗があって、(図書館で借りることも多かったし)あまりしてこなかったのだけれど、線を引いた方が学びが多くなるみたいなので、それもこれからやってみたいと思う。

 

TO DO LISTを書く

〜 CHAPTER40 TO DOリストを書く より 〜

▼TO DO LISTを書くことのメリット

  1. 1日の仕事の流れが確認できる
  2. 集中力が途切れない
  3. うっかりミスがゼロになる
  4. ワーキングメモリの容量が増える

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全部「確かに〜!」って感じ。いろんな活動をしている中で、タスクがいっぱいになってきたりして、私はそれに優先順位をつけたり、より細かく行動レベルに落とし込むことが苦手らしいから、実はTO DO LISTを書くことがまずそもそも結構難しかったりするのだけれど。。

でも最近ノートに頭の中の情報を書き出すようにしていて、そうすると容量が少し空く感覚があるので、TO DO LISTを書くことによって、よりタスクを効率よくできるのだろうなあ。

明日朝起きたらやってみよう。

あと、この本の中でおもしろいなあと思ったのがそのリストの書き方で、

  • 午前中にやること3つ
  • 午後にやること3つ
  • 毎日の仕事3つ
  • スキマ時間にするべき仕事3つ
  • プライベートの予定3つ
  • その他書ききれないもの3つ

ってカテゴリわけして書く方法を紹介していて。

こんな書き方初めて見たから、なんじゃこれおもしろそう!って思った^^

 

まだまだよいなと思ったことはいくつかあるのだけれど、とりあえず3つ、私の気付きを書いてみました◎

よかったら読んでみてください〜!^^

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) 樺沢紫苑

 

SOKOAGE CAMP 13期に参加しました。

あー。6日間のキャンプが終わって、今夜行バスの中で、このブログを書いている。

キャンプが終わって、じんわりとあたたかくて、強さもあって、でもちょっと不安もある。

そんな気持ちです。

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 2/17-23まで、気仙沼に行ってきた。

去年の夏からずっと気になっていたSOKOAGE CAMP。

四月から、学生でもない社会人でもない自分になるにあたって、今こそ自分と向き合って、自分のあり方を考える時間をとりたいと思って参加を決めた。

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 1週間、17人の大家族で生活しながら、時間を贅沢に使いながら、自分と向き合う時間を過ごしました。

最初はゆるく縛られているような感じがして、そこから抜け出したくて。だけど、少しずつ、自分のやりたいに素直に行動できるようになっていった。

話したいことがあれば話したい人と話す。1人になりたかったら1人になる。お昼寝をする。散歩をする。食べる。寝る。

どんな自分も受け入れてくれる人たちがそこにはいて、わたしは誰とも比べることなく、自分のペースで生きることができた気がする。

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 日常では、人と比べてばかりで、苦しくなって、嫌になっていたなあと。

今回のキャンプで初日に自分史を描いてみんなでシェアしたの。

人生ってほんとうにみんなそれぞれで、今までにみてきた景色、感じてきたこと、痛みも全部自分だけのものなんだな。それを比べることはできないし、優劣なんかつけられない。

同じものを見ても、感じ方や捉え方は人それぞれ。感じていること、考えていることは、自分だけのものだから、それを大切にしたらいいんだなって思えた。

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人はきっとどこかに痛みや悩みを抱えて生きていて、それを必死に隠しながら、強がりながら生きている。 

でもきっと、どこかでそんな弱さを認めて欲しいと思っている。

自分と向き合うことは、そんな弱さと向き合うことなのかも。

自分だけでしんどかったら、誰かに頼ったらいい。

こんな自分でも受け入れてくれて、背中を押してくれる人たちがいる。

ここに依存するのはまた違うなと思っていて、でも、またいつもの日常にかえって、自分がよくわからなくなったとき、頼りたい先がたくさんできたことが、ほんとうに嬉しい。ありがたい。

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自分のあり方を探したいって思ってこのキャンプに参加して、疲れた自分がどんどん癒されていきながら、武装していた鎧を脱いでいく感覚があって、見えにくくなっていたことがどんどん見えてきた。

どうやら、自分の中にたくさんキーワードはあったのに、それが見えにくくなっていたみたい。

「私、こうありたいかも。」そう描けた姿はあまりにもシンプルすぎて、ほんとうにこれで大丈夫かなって不安にもなるけど、いろんなことは意外とすごくシンプルなのかもしれない。

シンプルすぎて、感覚的すぎて、日常に戻ったときに、その感覚を持ち続けられるか心配だけど、ゆっくりゆっくり、でもしっかりと、大事にしていけたらいいなって思う。

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キャンプ中、久しぶりにこんなにたくさん絵を書いた。

キャンプ中こんなに描いてたから、多分、普段からこんなに描いてる人だと思われているかもしれないけれど、私ほんとうに全然描けなくて、小学生の落書きみたいなのしか描けなくて、へたくそだし、自分の今の感情を絵で表現するとかまじ意味わかんないと思ってたのに、なんかこのキャンプ中ふと描きたいと思っている自分がいて、自分でもびっくり。

 描きたいと思ってなんとなくペンを握る、ということは今までもあって、でもなんかうまく描けなくて辞めちゃってたけど、なんなんだろうな、気持ちにカタチと色をつけてあげるのって楽しいかもしれないと思った。新しい発見。

 

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↑私のありたい状態

 

自分らしく生きるヒントと、そのパワーをチャージしてもらえたキャンプでした。

今回、13期メンバーとインターンのみんなとスタッフの皆さんに出会えた、このご縁に感謝。

ほんとうに、ありがとう。

そして、これからもよろしくね。 

 

 

人生初のヒッチハイクをした話。

2/2〜/6の間に、島根県の津和野町・益田市に行って来ました。

この旅を通じて、学んだこと、感じたことが本当にたくさんあって、まとめきれなくて、なかなか書ききれない。
書いては消してを繰り返している。

でも、絶対に残しておきたいから、発信したいから、少しずつ、書いていきます。

 

人生初のヒッチハイクをしました

実はずっとやってみたかったヒッチハイク

1人は怖いから、友達を誘って女子2人で挑戦。

ヒッチハイクで津和野町を目指して京都を出発しました。

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ヒッチハイク初心者の2人。

訳も分からずとりあえずスケッチブックに行き先を書いて、乗せてくれる車を待ちました。

ありがたいことに、京都から5台の車に乗せていただき、6時間かけて姫路までたどり着きました。

結局、日が暮れて来てしまって(出発したのが昼前だったので)これじゃあ明日津和野町につけないぞ!となり、三ノ宮まで泣く泣く戻って、夜行バスで島根県まで行ったんやけど。笑

 

乗せていただいたことももちろんすごく嬉しかったけれど、実際にヒッチハイクをしてみて、乗せてくれた方々が、私たちをおろす場所まで考えながら運転してくださって、それがすごくすごくありがたかった。

わざわざ遠周りをしてくださったり、降りた後に電話で「そのさきに良さげな場所があったからそこで待ってた方がいいかもー!」って連絡をくださったりして、見ず知らずの私たちの、降りた先まで考えてくださる方々の優しさが、すごくあたたかかった。ありがたかった。

 

私たちの読みが甘すぎて、目的地の津和野町には全然たどり着かなかったけれど、それでも、普通に最初から公共交通機関を使っていたら絶対に出会えなかった人たち、聞けなかった話があって。

そういう、「偶然の出会い」を楽しむことを、今回のヒッチハイクで経験させてもらいました。

 

同じ車に乗って、同じ人の、同じ話を聞いていても、友達と感じ方が違ったりして、「この言葉がすごく気になった。」とか、「あの人はこう言ってたけど、私はこう思った。」とか、そんなことをご飯を食べながらシェアしたりするのも楽しかった。

何かに違和感を感じる部分って、そこに自分の大事にしたいことや価値観が詰まっているんだろうなって、最近学んだから、そういう違和感をお互いにシェアすることで、深まっていくのがおもしろかった。

 

いつ、どこで、誰に乗せてもらえるか分からなくて、いつ、どこにつくのかも分からなくて、全てが運任せで。

焦り、不安、喜び、楽しさ、いろんな感情を一度に味わった6時間だった。

 

待ってる時は、どんな人と出会えるのか、楽しみにね^ ^
感謝だ。コントロールしようとしない。

力抜いて、感謝して、目の前のこと楽しむ^ ^

 

ヒッチハイク中に、塾長がくれた言葉。

すごくすごく刺さりました。

私はいつも、どれだけのことをコントロールしようとしているのだろう。

どれだけ力を抜いて、感謝して、目の前のことを楽しめているのだろう。

確かにバスや電車でピューんて言った方が、早いし安心だし便利だし効率いいかもだけど、てかそういう旅の仕方しか知らなかったけれど、こうやって「遊び」の余白を残して旅するのも悪くないと思った。

そのほうが、人とのコミュニケーションを取りながら旅ができる感じ。

もちろん、余白には「不安」や「危険」も隣り合わせなのだろうな。

結局、何を自分は求めていて、何を選択するのか、なのかな。

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乗せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

教育meetup! in Osakaを開催しました!

こんばんは!

弁当屋さんのような、もえかです。
(早速beの肩書きを使ってみる。まだしっくりこないけど、w これからブラッシュアップだな。)

 

2月8日(金)に、大阪東淀川にあるco-arcにて、「教育meetup! in Osaka」を主催しました!

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そもそもこのイベントを開催したいって思ったきっかけは、1月に東京で開催された、教育meet up! でした。

tfj200121.peatix.com

 

Teach For Japanの木村彰宏さん主催のこのイベントをtwitterで知り、教育に興味関心のある大学4年生が全国から集まると聞いて、「これは行くしかない!」と東京まで行ってまいりました。

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そこで、同世代との新しい出会いがあって、繋がりが広がって、今も連絡を取り合ったり、SNSの投稿をみて刺激をもらったりする関係になって、あえて対象を大学4年生に絞ることっておもろいなって思ったんですね。
4月から新しい生活をスタートする者同士、今繋がっておけば、何か困った時、頼れるかもしれない。違う視点の意見をくれるかもしれない。

同世代でこんなことしてる人おるんや!って刺激がもらえるかもしれない。

そういう繋がる場を関西でも作りたいと思って、そのイベントに参加している最中から妄想を膨らませ、同じ関西から参加していたおっくを誘って、企画を立ち上げました。

 

ドキドキの当日

おっくとの数回のmtgを重ね、(大阪に出張でこられていた木村さんにも直接アドバイスをいただきました。ありがとうございました^^!)ドキドキしながら迎えた当日。

8人の参加者の方が来てくださり、アットホームな会になりました◎

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カタルタを使った自己紹介の後、サイコロトークライフヒストリー紙芝居を通して、

  • 初めましての人同士お互いのことを知ること
  • 自分について振り返り、それを言語化して人に伝えること
  • その中で自分の軸みたいなものを見つけてみること

を目的に企画を組みました。

 

カタルタって知ってますか?接続詞が書いてあるトランプなんです。

1文を話して、カードを引いて、でた接続詞に続けてまた1文を考えて。。

そうやって文章を作っていきます。

接続詞一つで話が思わぬ方向に進んでいくからおもしろい。

発想力が試されます。

これ国語の授業とかに取り入れても絶対楽しい。

よかったら見てみてね。

www.kataruta.com

 

感じたこと

誰か講師を呼んだりせず、自分たちで企画して主催するイベントは初めてで、緊張したけど、やりがいがありました。

イベントっていうよりも、こじんまりした勉強会に近かった感じがする。

参加者と主催者の距離が近くて、私たちも一緒に企画に参加しながら、たくさんお話できてよかったなあ。

教育フェスタは、結構参加者と主催側がぱっくり分かれてしまったから、参加者と全然関係性が築けなかったのが反省点だったので、今回のようにゆるっとした近さのある会は自分にとって新しいタイプの場でした。

 

今回嬉しかったのは、主に教員志望の学生が参加してくれたこと。

先生になりたいって思っている人は、「教育」というものを「学校教育」という側面からみている部分がおっきいんじゃないかなと思っていて。(私もそうだった)

だけど、「教育」ってもっといろんな面から見ることができるものだと思っているから、いろんな人の価値観に触れて、より視野を広げてみてほしいなって思っているし、自分も探求し続けていきたい。

そんな場を作っていけたらいいな。

 

価値が詰まってました。元気でた!

機会を頂けたことにとても感謝しています。今までずっと話せなかったこと、聞けなかったことをたくさんたくさん頭の中でぐるぐるさせることが心地よかったです。このぐるぐる感を教育実践や、研究に生かしたい、分かりたいです。

こんな声を参加してくださった方々からいただきました。

嬉しいな。

定期的に、こんなゆるっとした会を開催したいなって思ってます。

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興味のある人、ぜひ来てください^^

 

 

 

 

 

 

beの肩書き

こんばんは。久しぶりの更新になってしまいました><
前回のブログを書いたあと、島根県に行ってきました。
人生初のヒッチハイクもしました。

たくさんの出会いと学び、気づきの詰まった旅でした。

本当に、本当に濃かった。行ってよかったです。

ちゃんとアウトプットしたいから、記事書くのでもう少し待ってください。

 

 

今日は、最近気になっていた「beの肩書き」とやらを学ぶワークショップに参加してきました!^^

 

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beの肩書きとは?

「beとしての肩書き」とは何か? それは、自分が貢献できる価値の源となる働きのこと。普段はdoとして「記者」をやっている人は、もしかしたらbeの部分は「冒険家」かもしれない。「冒険家としての記者」と「医者としての記者」と「詩人としての記者」では、書き上げる記事は違ったものになるだろう。

doとしての肩書き、beとしての肩書き | greenz.jp

 

職業として誰かから与えられる肩書きではなく、自分自身につけてあげる肩書き。

自分の中のマグマを探して、自分自身のあり方に名前をつけていく感じ。

 

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出典:https://greenz.jp/2017/07/26/as-do_or_be/


今回のワークショップでは、beの肩書きを提唱している 、勉強家の兼松佳宏さんが講師としてきてくださり、3人1グループで、自分自身のbeの肩書きを探すワークをしました。

 

職業の名前がたくさん載っているリストから、自分を例えてるなって思う職業を直感で選び、なぜそれに例えたのか、をグループで話しながら深掘りしていきます。

 

私が選んだのは「弁当屋さん」笑

深掘りするために、自分自身にいくつか問いかけていきます。

・自分にとっては当たり前だけど、周りからすごいって褒められることって何?

・幸せと感じるのはいつ?

・この人生でやっておきたいなあと思うことは?

などなど

 

掘り下げながら、ああ自分はこういうことが大事だと思ってるんだ、とか、たしかに生きる上でそこ大切にしたいよな、とか、そういうのを見つけてそこを言語化することで、なんとなく自分という人間を説明しやすくなった感覚があった。

 

私はお弁当やさんとして、人がどんな献立だったら喜んでくれるかな〜って考えて準備するのが幸せだなって感じるし、手づくりのもので誰がを笑顔にできるところに幸せを感じる。

レストランとかみたいにかっちりした料理じゃなくて、お弁当っていう家庭的な身近なものの、ほっこりする温かさみたいなイメージ。

だれかやなにかを想って作られたもの、人の手の温もりが感じられるもの、ほっこりするもの、家庭的なものが好きで、そういうところがお弁当やさんっていう職業?に自分を例えてみて、見えてきたもの。

 

そうやって深めたものをグループでシェアして、最後にグループの人たちから、「○○○なお弁当屋さんのような人だね」って書いてもらったメッセージカードをもらって、おしまい、という流れでした。

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最近、自分のあり方について考える機会が多くて。

それは、来年度から、大学を卒業して、でも就職はしなくて、科目等履修生で教職をとりつつ、教育について勉強しつつ、社会との関わり方を考える1年を過ごすから。

今までみたいに「大学生」っていう肩書きが使えなくなるから。

一言で、簡単に自分を説明できる言葉がなくなる。

それはなんとなく、社会からのけものにされたような、宙ぶらりんな感覚にさせる。

だから、今日このワークショップに参加して、自分を肩書きを見つけるヒントを探しに行きました。

今日の2時間の中じゃ到底見つけきれなかったけど、ちょっとだけ、考える糸口が見えた気がする。

自分の中にある、大切にしたいもの、軸みたいなものを引っ張り出して、それに名前をつけてみたいな。

自分らしい肩書きを探したい。

本買ったので、ゆっくり読みます。中にワークショップの例もたくさん書かれているから、興味ある人よかったら一緒にbeの肩書き探ししましょ。