にじいろのたいよう

大学卒業後、科目等履修生として教職課程の単位を取りながら、教育について学びながら、社会との関わり方を模索しているもえかのブログです。

出会い、学び、繋がる場を作りたいんだ。

ALL教育フェスタ

今日は、去年から私が関わっている、ALL教育フェスタへの想いをつらつらと書いてみる。

 

私は、ALL教育フェスタ2018にコアメンバーとして関わっていました。

allkyouikufesta.wixsite.com

(↑HP頑張って作ったからぜひ見てほしいな!特にパソコンで見てほしいな!笑)

 

ALL教育フェスタとは、教育に関心のある大学生、学校現場で意欲的に学び続ける教職員、教育に関心のある社会人たちが、「よい教育とは何か」について探究し、共に学び合い高め合い続けることができるコミュニティを、そこに所属する人たちにとって適切なサイズ感で全国に多数創ることをミッションに掲げ、教育系イベントを企画しています。

 

去年のちょうど今頃から、関東と九州の仲間たちと出会い、オンラインでのミーティングを重ね、関西支部のメンバーと共に、1泊2日の合宿型のイベントに向けて準備してました。

イベントを作ったことがなかった私が、合宿イベントや単発のプレイベントを作る中で、たくさんできないこと、自分の弱さにぶち当たって。

苦しくて逃げ出したくなった時もあったけど、助けてくれる仲間がいて、最後までやりきることができました。

(こうやって書いたらなんかめっちゃ薄っぺらいな。やだな。ほんとはもっと濃厚なんだよ。笑)

去年やってみて、たくさん反省点もあり、もっとよくできるところ、自分の課題点、たくさん見えたから、2019年も引き続き関わっていきたいと思った。

 

フェスタを通して作りたいもの

私は、「教育」に携わりたいと思っている学生や社会人の方々が出会い、「教育」についての視野を広げ、改めて自分の中の教育観を見つめ直すきっかけをフェスタの場を通してつくりたいと思っています。

私個人としては、特に、教員をずっと志して、教育学部に入って、まっすぐ教員になろうと考えている学生たちに特にこの場を届けたいです。

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ALL教育フェスタ2018in関西の様子

 

私自身、小学生の頃から教員になることが夢でした。

それを見据えて、これまで進路を選択して来ました。

大学生になって、教育を学ぶために1年間フィンランドに留学をして、初めて自分が今まで受けてきた教育を客観的に見る機会をもらいました。

それまでの私にとって、学校は割と居心地の良い場所だったし、出会ってきた先生たちに憧れて教師を志していたので、学校に対してあまり違和感を感じたことがありませんでした。むしろ結構プラスな印象を持っていた。

でも、フィンランドで自分の知っている教育とはまた少し違う世界を見たり、聞いたり、学んだりする中で、「いろんな教育のかたちがあっていいんだな」とか、「学校や教師の役割ってなんなんだろうな」とか、「結構日本の学校って外から見てみると違和感色々あるんだな」ということを感じたり、考えるようになりました。

そういうことを考える中で、「そもそもなんで自分は教師になりたいんだっけ」というところに立ち返ることになりました。

単純に、今まで生きてきた中で、多分家族の次くらいに影響を受けた人が教師で、憧れや尊敬の気持ちが強くて、自分もいつかあんな風になりたいって思っていた。

理想の教師像もあるし、目標とする先生もいる。

でも、教師になってどうありたいか、とか、教師という職を通してどう社会に貢献したいのか、とか、どんな子どもたちを育てたいのか、とか、そういうところが自分の中になかったなってことに気づきました。

教師になることが、手段ではなく、ゴールになっていた。

そんなことを気づかせてもらったきっかけが、私にとってはフィンランド留学でした。

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雪道を登校中の子どもたち@フィンランド

 

でも、多分これって別に海外に行かなくても気づくことができるんじゃないかなって思います。

留学後、「教育」という分野に、教師以外の立場から関わっている大人の方にたくさん出会いました。いわゆる公教育以外の教育の場にも、たくさん足を運びました。教育について、本気で考えている同世代の人たちともたくさん出会いました。

そうやって、どんどん外の世界に出会って、つながりを広げていく中で、自分の視野が広がっていき、かつ自分の在り方や生き方について考える機会をたくさんもらいました。

自分の知っている世界って思ってるより結構狭い。自分の中の当たり前って人が違えば全然違うと思うんです。国が違えばその違いはより顕著になるけれど、同じ日本の中でも、皆それぞれ違う見方で「教育」というものを捉えていると思います。

教育への携わりかたって教師以外にたくさんあって。

そんなことを知った上で、教師っていうキャリアをなぜ選ぶのか、私みたいに小さい頃からなんとなく教師を志してきた学生に、一度考えてほしい。(まだまだ私も模索中だけど)

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ALL教育フェスタ2018in九州の様子

 

 

教育フェスタは、1泊2日の合宿を通して、学生も社会人もお互いに学び合う空間です。

教員になりたい学生、教育系の仕事につきたい学生、進路は教育系じゃないけど、教育について考えたい学生、現職の教員の方、一般企業の方、文科省の方、NPOフリースクールのスタッフの方、教員を引退されたけれど引き続き教育に携わっている方、多種多様な人たちが集まって、「よい教育とは何か」についてフラットに語り合い、お互いに学びあいます。

今の教育が悪いと言っている訳では無くて、これを当たり前として何も考えずにただただ続けていくことがよくないんじゃないかなと個人的に思っています。常に、よりよい方法はないか、アップデートし続けていかないと、腐っちゃうと思うんです。

 

きっと自分に見えている「教育」ってほんの1部分でしかなくて、隣の人は全然違う面を見ているかもしれない。それは重なっていたり、全然ちがったりするんだけど、そういういろんな視点を知ってみることで、きっとあなたの世界はさらに広がっていきます。

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ALL教育フェスタ2018in関東の様子

 

私は、「学び=出会い+葛藤」だと思っています。

ものや人に出会うこと、価値観や意見に出会うこと、場に出会うこと、、

出会うことで新しいものを学べたり、自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないのかな。

そんな、ひとや価値観が出会って、お互いが刺激し合い、学び合える空間を。

そして、この合宿がきっかけとなって、繋がったところから、新しい何かが生まれていく

そんな、ワクワクするきっかけに、教育フェスタがなれたら嬉しいなと思っています。

 

こんな場を一緒につくりたい仲間も募集しています。

docs.google.com

 

イベントを作るって本当にすごいことなんです。必要な力がめちゃくちゃいっぱいある。。要素がめちゃくちゃ多いんです。。

とてもとても1人ではできなくって。大変だけど学びはめちゃくちゃ多いし、作り上げた時の感動は病みつきになります。w

あと、全国に仲間や繋がりができるのも、フェスタスタッフの魅力だなって思っています。自分の地域だけじゃなく、他地域のメンバーともやりとりしながら進めていくので、私もこのフェスタの運営を通して、全国に教育にアツい人たちとの繋がりが広がりました。

今後も大事にしていきたい繋がりです。

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今年は去年に引き続き、関東・関西・九州の3都市にプラスして、東海でも開催予定です!!

一緒にわくわくしませんか?